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GEN DENTAL OFFICE

Case 3 神経を残す治療(MTAを使用した直接覆髄)

処置前

​処置前のレントゲン写真

​処置中1

処置中2

​処置中3

​処置中4

処置中5

​処置中6

​処置中のレントゲン写真

処置後

処置前

向かって一番左の歯が大きな虫歯になっています.レントゲン写真から虫歯が神経にかなり近いことが分かります.

処置中

赤く染まった虫歯(処置中2)をすべて除去すると神経が露出しました(処置中3).

露出した部分の神経は歯の削りカスなどが付着していることが考えられるため,露出している表面を一層除去します(処置中4).このときに全く出血が無い場合には神経が死んでいることが強く疑われるため,神経を取り除く治療(歯内療法)へ移行します.

​神経が生きているおり,細菌感染がない/軽度であると判断したときにはMTAセメントを用いた直接覆髄を行います(処置中5).

MTAセメントの十分な硬化を待つ場合には仮詰めをして帰宅していただきます(処置中6).処置中のレントゲン写真ではMTAセメントが神経のすぐ上に白く映っています.

処置後

次に来ていただいたときに強い症状(ズキズキ痛む/眠れないほど痛い)が無ければ,仮詰めを削り取りMTAセメントがしっかりと硬化したことを確認してコンポジットレジン充填をします.

強い症状が出た場合は神経が正常には戻ることのない炎症を起こしていると判断して,神経を除去する治療に移行します.

直接覆髄が成功したかの判断は,6ヵ月-1年程度の経過観察ののちにエックス線写真などにより行います.無症状でも神経が死んでいることがあるので必ず経過観察のために来院してください.

治療回数/期間:3回(1回目は1.5時間程度,2回目は1週間後に強い症状が無ければ30分-1時間程度,3回目は処置後6ヵ月後に30分ほど時間をいただきます)

治療料金:合計¥40,000+Tax

保険治療との違い:直接覆髄はデリケートな歯の神経に触れる必要がある処置です.歯の神経は乱暴に扱うと強い炎症を起こし死んでしまうことが稀ではありません.自費治療ではラバーダム防湿を用いた拡大視野下で時間をかけ,丁寧に処置することで成功を目指します

一方,保険治療では十分に時間をとった丁寧な治療を提供することができないため,処置後に強い痛みが出ることや神経が死んでしまうことを多く経験しました.そのため,保険治療では神経が出た場合に直接覆髄を行わず,神経を取り除く治療に移行します.また,歯の形を回復するために型取りをして金属(金銀パラジウム合金)を被せる可能性が高くなります.